
新規のお客さんは集めやすいと思うんだけど、問題はどれくらいの人がリピーターになってくれるかとても不安。
一見さんだけでは成り立たない商売でしょ?



コンカフェに限らず、リピーター獲得は小さな飲食店の永遠のテーマです。実は“リピーターが生まれやすい仕組み”って、ちゃんと存在しています。
それを最初から意識しておけば、お客さんは自然と“また来たくなる店”になりますよ。
- 初来店のハードルを下げる「認知・接触」の具体策
- リピーターを増やす接客・演出・SNSの運用ポイント
- 開業前からできる“ファン育成”の仕組みづくりと、最強の武器=ホームページ導入戦略



リピーターが増える店には、必ず以下の3つの要素が揃っています。
1.お客との接点を維持するSNS運用
2.“推しキャスト”を可視化できる店内・接客設計
3.“次回来店の理由”を明示する仕掛け(イベント・特典・告知)
そして最終的には、SNSと連動した公式ホームページの導入が必須です。」
第1章|他のオーナーも同じ悩みを抱えてる





そっか……“仕組み”か……。
でも、私が不安なのって私だけじゃないのかな?
実際、SNSで“がんばってるけど空回りしてる”って話、けっこう見るし……



リピーターを増やすステップは、こうなります。
- SNS運用で“初回来店”をつくる
- 来店後に“再訪する理由”を用意する(インセンティブ・ストーリー)
- 来店履歴・キャストとの接点・イベント予定などを可視化できる“ホームページ”で囲い込む



つまり、SNSはきっかけ、ホームページは“関係構築の場”です。」
第2章|SNS運用で“興味の入口”をつくる



まずは、リピーターを作る以前に必要な「最初の来店=興味のきっかけ」をつくるSNS運用の全体像を整理します。
SNS運用の役割と位置づけ
項目 | 内容 |
---|---|
主な目的 | 新規客の獲得(=初回来店につなげる) |
使用媒体 | X(旧Twitter)、TikTok、Instagram(必要に応じてLINE) |
投稿内容 | 店舗の雰囲気、キャストの紹介、イベント告知、オフショット |
成功のカギ | 「定期更新+キャストの人間味+ファンとのやり取り」 |
難しい点 | 継続的な運用と投稿ネタの確保、投稿者のセンスに依存しがち |
リピーター化への導線 | 投稿から公式HPやLINE登録など“深い接点”へ誘導できるかが勝負 |



SNSって、単にバズらせればいいってわけじゃないんですね……。
ちゃんと“その先”につなげないと意味がないってことか……。



そうです。
SNSはあくまで“きっかけづくり”。
1回来てくれたお客さんが、“次も行こうかな”と思える流れが必要です。
具体的には、次のような導線設計を意識してください。
SNS→来店→リピーター化の流れ(モデル図)
フェーズ | 施策例 | ゴール |
---|---|---|
SNS投稿 | キャスト紹介・イベント予告・ショート動画 | お店を“知ってもらう” |
フォロー獲得 | プレゼントキャンペーン・相互交流 | 関係の“入り口”をつくる |
来店促進 | SNS限定クーポン・「推しに会える日」投稿 | “初回来店”のきっかけを作る |
継続来店誘導 | キャストの投稿に返信・お礼メッセージ | “また来たい”と思わせる関係づくり |
情報集約 | SNSプロフィール欄や投稿で「公式サイト」紹介 | 常連化のための“囲い込み” |



なるほど……。Xの投稿から、お客さんが“この子に会ってみたい”って思って、
お店の公式サイトでシフトを確認したり、予約できたりすれば──



その通りです。SNSで出会い、ホームページで関係を深める。
そして再来店や、推しキャストの“ファン化”へつなげる仕組みです。
第3章|ホームページは“関係性”を深める場



SNSが「初対面の場」だとすれば、ホームページは「少し仲良くなるための空間」です。
SNSだけで関係を築こうとすると、情報が流れてしまい、お客さんにとっても「一貫性のある店の世界観」が伝わりづらくなります。



SNSで気になってくれたお客さんに、”このお店、他とちょっと違うかも”って思わせる場所が必要なんだ。
それが“公式サイト”ってわけだね。



でも、SNSで全部見られる時代にホームページって必要なの……?



はい。以下の目的で“非常に有効”です。
ホームページの役割とメリット
目的 | 内容 |
---|---|
店舗の信頼性向上 | 公式サイトがあることで、お店の“実在感”と“安心感”を演出できる |
世界観の伝達 | コンセプト・内装・キャスト紹介などSNSでは伝えきれない情報を統一して掲載 |
情報集約・導線の整理 | シフト・予約・イベント情報をわかりやすく集約できる |
再来店のきっかけづくり | クーポン配布、ブログ更新、ギャラリー掲載などで“また来たい”気持ちを後押し |
キャスト採用にも活用可能 | 採用ページに求人情報や待遇を丁寧に掲載することで応募につながる |



そうか……SNSで出会って、ホームページで“信頼”や“推し”が深まる流れなのね!



そのとおりです。
SNSと公式サイトの連携がうまくいくと、“ただのフォロワー”が“常連客”になり、“キャストのファン”へと育っていきます。



そして公式サイトは、SNSとは違って『消えない情報』。
イベント情報・営業時間・アクセスなどは固定ページに整理して記載するのが効果的です。
SNS × ホームページの役割分担(比較表)
項目 | SNS | ホームページ |
---|---|---|
目的 | 認知・来店のきっかけ | 店の魅力の“固定化”と深掘り |
更新性 | 高(即時性・拡散性あり) | 低(情報をしっかり届ける) |
情報の質 | 雑多・キャスト主導 | 公式・整理された店舗情報 |
来店導線 | 投稿・DMなどで興味を引く | 予約やシフト確認などで再来店を促進 |
印象・信頼 | “ノリ”や“空気感”が伝わる | “ちゃんとしたお店”と感じさせる |
第4章|SNSとつながるホームページ設計術





綺麗なだけのホームページでは意味がありません。
重要なのは、SNSから流れてきた人の「関心」をキャッチし、関係性を深め、再来店につなげる設計です。



たしかに…。せっかくホームページに来てもらっても、
“ふーん”で終わったら意味ないわね。



ポイントは“SNSとつながってる”って思わせることです。
流入元と文脈をつなぐことで、ユーザーの温度が冷めないまま動いてくれるようになります。
ホームページに取り入れたい「SNS連携導線」
仕掛け | 具体例 | 効果 |
---|---|---|
SNSフィード埋め込み | X(旧Twitter)やInstagramの投稿をリアルタイム表示 | 店の“今”が伝わる/更新の手間を減らせる |
キャスト紹介ページとSNSリンク | キャスト紹介にSNSアカウントを掲載 | キャスト推しがフォロー→来店のきっかけに |
TikTok動画の掲載 | バズった動画をトップページやイベント告知の中に埋め込む | 動画から来た人に“安心感”と“連続性”を与える |
クーポン配布ページ | 「SNSフォローで使える限定クーポン」を掲載 | 来店動機を作る・再来店率UP |
スケジュール&イベント情報 | 出勤情報、イベントスケジュールをSNS投稿と同内容で反映 | 情報の見逃しを防ぎ、再来店を後押し |
問い合わせボタンにSNS連携 | フォーム以外に「XのDMでもOK」なども明記 | 気軽なコミュニケーションを促す |



ホームページ内の情報が“SNSと違う”と混乱を招きます。
できる限り内容を連動させ、一貫性を保ってください。



なるほど…!SNSで見かけて、サイトに来て、気になってたキャストの出勤を確認して、
イベント日にクーポン使って来店──っていう流れ、現実的ね!



そっから常連客になって、箱推しにもなる。
SNSで興味、ホームページで信頼、そして来店と推し活──この導線ができたら最強ですよ。
“推されるお店”になるために



SNSもホームページも、なんとなくじゃダメ。
どっちかだけじゃ集客もリピートも頭打ちになるのね…



SNSで出会い、ホームページで信用し、
お店で推し活してもらう。
この流れができたとき、“箱推し”の常連客が育ちます。。
リピーターを生む3ステップ導線
ステップ | 内容 | ポイント |
---|---|---|
①SNSで発見 | TikTokやXで店やキャストの“魅せ場”を発信 | 「バズ」より「共感・親近感」を重視する |
②HPで信頼 | メニュー・出勤表・クーポン・世界観を発信 | 情報の整理と、SNSと“つながった感”がカギ |
③再来店 | クーポンやイベント、推しキャストで再訪を促す | 来店後のアフターフォローが次の来店を生む |



この流れを“設計”しておくことで、
広告費やビラ配りに頼らずとも、ファンが自走してくれる構造ができます。



たしかに…
初来店の動線はSNSとクーポン、
リピートの動線は推しのSNSと出勤表──
ちゃんと仕組みにしておけば、安心感ある~!
SNSとホームページ、なぜ連携が「最強」なのか?
項目 | SNSだけ | ホームページ連携あり |
---|---|---|
認知拡大 | ◎ TikTokやXでバズれば一気に拡散 | ◎ 同様に拡散できる |
情報の整理性 | ✕ 流れていく・探しにくい | ◎ メニューや料金、キャスト紹介が一覧で見れる |
信頼感 | △ 個人運営と区別がつきにくい | ◎ 公式サイトの体裁で安心感UP |
リピーター化 | △ 投稿を追ってもらう必要あり | ◎ メルマガ・フォーム・会員機能で定着を支援 |
採用導線 | △ DMが主、トラブルも多い | ◎ 募集要項や応募フォームを明示できる |



じゃあ、どうやって「SNS×公式サイト」を活かせばいいの?



SNSは“出会い”、ホームページは“定着”です。
どんなにSNSで話題になっても、来店のハードルや再訪のきっかけがなければ、リピーターにはなりません。



公式サイトがあるだけで、採用も集客も一気に効率化されます。
特に、CRM(顧客管理機能)がある3do1のようなサービスは、飲食や夜職業態との相性が高いです。
- SNSで興味を持たれた人に、ちゃんと届けるページを用意する
- 問い合わせ・キャスト応募・物販…次のアクションの導線を明確にする
- 手軽に始めるなら、3do1(サンドイッチ) のライトプラン(月額900円〜)で十分!



今のうちに、SNSと連動できる公式サイトを立ち上げておくのが安心ね。…よし、ここからが本番。
はじめてでも安心!3do1でホームページを作る流れ
ステップ | 内容 | 補足・ポイント |
---|---|---|
① 無料登録 | 3do1公式サイトでメールアドレスを登録 | 初期費用0円、広告付きプランなら月額無料から試せる |
② テンプレート選択 | テーマ・色・構成を選ぶ | カラーやレイアウトはあとから自由に変更OK |
③ コンテンツ入力 | メニュー、キャスト紹介、料金などを入力 | ブロック単位で編集できて直感的。スマホからでも作業可能 |
④ フォーム設置 | 「お問い合わせ」や「キャスト応募」フォームを追加 | 記入項目は自由にカスタマイズ可能。DM対応より安全&安心 |
⑤ 公開&共有 | SNSプロフィールにURLを設置して集客スタート | SNSと連動することで効果を最大化! |



思ったより簡単じゃん…これなら、オープン前でも準備できるわね





まずはアタシが身体を張ってフォロワーさんを獲得します!



トップページは一番大切です。
有効に活用しましょう。
まとめ



新規集客にはX(旧Twitter)やTikTok。
定着にはキャスト教育とSNS連動の公式サイト。
この2つ“線”がつながって、やっと“面”になります。



数を追うだけでは限界がきます。
訪問者を“誰か”として把握し、再来店への導線を設計しないと“売上の山”は安定しません。
リピートこそ、最強の集客です



……なるほど。やっぱり、
“ただバズる”だけじゃ意味がないってことね。
公式サイトを活かすにも、ちゃんと【事業全体の設計図】が必要か……
ちょっと、本気で【事業計画書】ってやつ、作ってみようかしら

