SNS全盛でも応募が来ない?夜職求人にホームページが効く理由

山本綺羅星

求人はちゃんと出してる。
XもInstagramも更新してるし、ストーリーも流してる。
それなのに──
「全然応募が来ない」
「来ても、なんか違う」
「すぐ辞めそうな子ばっかり」
正直、何が悪いのかわからない。
SNSの時代なんだから、ホームページなんて正直いらないでしょ?

りん

うん、その気持ち、すごくわかる。
今どき、まずSNSを見るのは当たり前だもんね。
でもね。応募が来ない原因って、“発信が足りない”ことじゃない場合が多いの。
多くの女の子は、SNSを見て「気になるな」と思ったあと、必ず一度、立ち止まる。
「このお店、大丈夫かな」
「どんな人がいるんだろう」
「変なところじゃないよね…?」
そのとき、ちゃんと説明してくれる“場所”があるかどうかで、応募するかどうかが決まるの。

この記事でわかること
  • なぜSNSだけでは、夜職の求人が決まりにくいのか
  • ホームページがあるだけで、応募の質が変わる理由
  • 「ちゃんとした子」に選ばれる店になるために、何を載せればいいのか
シマナガ

夜職求人において、ホームページは「飾り」ではありません。
SNSで見つけてもらい、ホームページで安心してもらう。
この受け皿がない店は、知らないうちに応募を取りこぼしています。
ホームページは、夜のお店にとっての公式な説明書であり、信頼の証明です。

この記事を書いた人

こやけ企画代表:たがわひでゆき

たがわ ひでゆき

所有資格:行政書士・簿記2級
趣味:プロレス

1983年生まれ、旭川出身。
飲食店開業支援を手掛ける『こやけ企画』の代表。
長年運送業に従事しながら、キャリアチェンジを目指して3度目の挑戦で行政書士試験に合格。

脱サラを目指す方々に向けて、楽しくわかりやすく飲食店開業ノウハウを発信するブログ『脱サラ物語』を運営中。
将来、行政書士として独立開業することを目標に、日々準備を進めています。

私生活はサラリーマンとご当地レスラー「イソロク」として2足のわらじで活動中

目次

第1章|SNSとホームページは“役割がまったく違う”

山本綺羅星

でもさ、今どき女の子ってまずSNSでしょ?
求人サイト見て、気になったらXとかインスタ覗いて。
正直、ホームページまで見てる余裕なんてあるの?

りん

うん、入口はその通り。
最初に見られるのは、ほぼ間違いなくSNS。
でもね、SNSとホームページって、役割がぜんぜん違うの。
SNSは「出会う場所」。
ホームページは「判断する場所」。
この違い、意外と見落とされがちなの。

SNSの役割|“流れてくる第一印象”

SNSで伝えられるのは、主にこんなこと。
  • 今日のお店の雰囲気
  • キャストの写真
  • 軽いノリや空気感
  • 「楽しそう」「可愛い」という第一印象
りん

これはこれで、すごく大事。
でもSNSって、どうしても情報が流れていく。
昨日の投稿はもう見られないし、肝心な情報ほど、埋もれてしまう。

山本綺羅星

たしかに…。
「どんなお店か」ちゃんと説明しようとすると、
投稿が長くなって読まれないのよね。

りん

そう。
だからSNSは“きっかけ”には向いてるけど、
説明する場所には向いてないの。

ホームページの役割|“立ち止まって確認する場所”

一方でホームページは、役割が真逆。
  • 情報が残る
  • 何度でも見返せる
  • 必要な人が、自分から見に来る
りん

女の子が応募を迷ってるとき、実はこんな行動をしてる。
「この店、ちゃんとしてるかな」
「どんな考えでやってるんだろう」
「安心して働ける場所かな」
この“確認タイム”に答えるのが、ホームページ。

山本綺羅星

あー……
たしかに私も、怪しい店だと一回ググるかも。

りん

でしょ?
ホームページがあるだけで、
・逃げなさそう
・ちゃんと運営してそう
・世界観がはっきりしてる
って、無意識に感じてもらえる。

SNSとホームページの理想的な関係

SNS:見つけてもらう

SNSだけだと、
「気になる」で止まる。

ホームページ:納得してもらう

ホームページがあると、
「ここなら応募してもいい」に進む。

シマナガ

SNSとホームページは、競合ではありません。
役割分担です。
SNSは拡散。
ホームページは説明と信頼。
夜職求人では、この2つが噛み合ったときにはじめて“ちゃんとした応募”が集まります。

第2章|夜職求人ほどホームページが効く理由

山本綺羅星

でもさ、
飲食店ならともかく、夜職ってちょっと特殊じゃない?
条件見て、時給よさそうなら応募する子も多い気がするけど…。

りん

うん、表向きはね。
でも実際は――
夜職の求人ほど、応募前の“心のブレーキ”が強いの。
夜のお店に応募しようとする子って、ほぼ全員、心の中でこう思ってる。

女の子が応募前に感じていること
  • 変なお店じゃないかな
  • 無理なことさせられないかな
  • 途中で辞められるかな
  • お金のトラブルないかな
  • 店の人、ちゃんとしてるかな

時給が高いほど、逆に不安も大きくなる。

山本綺羅星

……言われてみれば。
私も最初、めちゃくちゃ怖かったかも。

りん

でしょ?
だから夜職求人って、条件より先に「安心」が必要なの。
SNSは楽しい雰囲気は伝えられるけど、
不安を一つひとつ潰すのは難しい。
ホームページが“不安を引き受ける”

ホームページがあると、

  • お店の考え方
  • キャストへの向き合い方
  • どんな人が運営しているか
  • どんな空気感の店か

女の子はこうやって確認できる。
つまり、「ここで働く自分」を想像できる。=応募のハードルが一気に下がる。

山本綺羅星

なるほど……
条件だけ並べてる求人って、
逆に想像できないもんね。

りん

そう。
夜職は特に、
・想像できない店
・説明がない店
ほど、避けられる。
だからホームページは、お店側が“先に説明責任を果たす場所”なの。

応募の「量」より「質」が変わる

ホームページを持つと、応募数が急に倍増することもあるけど、それ以上に変わるのは質。

ホームページがあると求人の質が変わる
  • 読んでから来る
  • 質問が具体的
  • ミスマッチが少ない
  • 定着しやすい
  • 結果として、
  • 面接がラクになる
  • 教育がしやすくなる
  • トラブルが減る
シマナガ

夜職求人において、
ホームページは集客ツールではありません。
リスク管理と、信頼形成の装置です。
不安を放置する店より、先に説明してくれる店が選ばれる。
それが、夜職求人の現実です。

第3章|世界観を“無制限”に伝えられるのがホームページ

山本綺羅星

でも正直、世界観ってSNSでも伝えられるんじゃない?
写真も動画もあるし、ストーリーもあるし。

りん

伝え“ようとする”ことはできる。
でもね、伝えきるのは無理。
SNSって、どうしても「一瞬で消費される前提」だから。

SNSで伝えられる世界観の限界

SNSで見えるのは、だいたいこんな情報。
  • 盛れてる写真
  • 楽しそうな一瞬
  • 今日の出来事
  • ノリのいい言葉

これはこれで大事。
でも女の子が本当に知りたいのは、そこじゃない。

山本綺羅星

たしかに…。
「で、どんな店なの?」って言われると説明しづらい。

りん

そう。
女の子が知りたいのは、
・この店、どんな考え方なのか
・キャストをどう扱ってるのか
・イヤなことが起きたら、どう対応するのか
・長く続けられそうか
こういう積み重ねの情報。

ホームページのメリット

  • ホームページには制限がない。
  • ページ数:いくつでも
  • 文字数:いくらでも
  • 表現:写真・文章・動画・色・余白
  • ホームページは“説明し放題”
例えば
  • 「この店を始めた理由」
  • 「キャストに大事にしてほしいこと」
  • 「無理なことはさせない、という方針」

こういう話は、SNSだと重く見えるけど、ホームページならちゃんと読んでもらえる。

山本綺羅星

たしかにSNSで長文書くと、
ちょっと説教っぽくなるかも…。

りん

だから役割分担。
・軽さはSNS
・深さはホームページ
世界観って、一瞬じゃなく“積み重ね”で伝わるものだから。
動画・音・空気感まで含めて伝えられるの
ホームページなら、そんな「言葉にしづらい部分」まで表現できる。
夜職って特に、空気感が合うかどうかが大事でしょ?

山本綺羅星

条件より、
「なんかここ落ち着く」って感覚、大事かも。
その「なんか」を作れるのがホームページなのね。

シマナガ

ホームページの強みは、情報量ではありません。
一貫した世界観を、壊さずに伝えられること。
SNSが点なら、ホームページは線。
夜職求人では、この“線”がある店が選ばれます。

第4章|ホームページは「応募を増やす」だけじゃない

山本綺羅星

ここまで聞くと、
ホームページって“応募を増やすため”のものって感じだけど…。
正直それ以上に、「変な応募」をどうにかしたいのよね。

りん

うん。
実はそこが一番のメリット。

「来てほしくない応募」はなぜ来るのか

条件だけの求人はこういう人を引き寄せやすい。
  • 時給しか見てない
  • ルールを読まない
  • ノリだけ
  • すぐ辞める
  • トラブル体質

悪気があるわけじゃないけど、お店と合わない。

山本綺羅星

面接の時点で、
「あ、違うな」ってなること多い…。

りん

それはね。
お店の説明が足りない状態で呼んでるから。

ホームページは「フィルター」になる

ホームページがあると…
  • 考え方を読む
  • 方針を知る
  • 雰囲気を感じる

そのうえで応募してくる。

りん

つまり、
・読んでから来る
・納得して来る
・想像してから来る
この時点で、ミスマッチはかなり減るのよ。

山本綺羅星

たしかに…
説明をちゃんと読んで来る子って、
面接もラクだわ。

面接・教育・定着まで変わる

  • 面接で同じ説明を繰り返さなくていい
  • 初日から話が早い
  • 教育がスムーズ
  • 辞める理由が減る
  • 結果として、
  • 採用がラク
  • 気力も削られない
  • 店の空気が安定する
シマナガ

ホームページの価値は、応募数では測れません。
「合わない人を減らす」ことが、一番のコスト削減です。
夜職ほど、この差は大きく出ます。

第5章|SNS時代だからこそ「公式の拠点」が必要

山本綺羅星

でもさ、今はもう何でもSNSで完結する時代でしょ?
わざわざホームページまで持つ必要あるのかな…。

りん

うん、だからこそ、なんだよね。
最近Tiktokでガイドラインの変更で大量の日本人アカウントが凍結された事件があったでしょ。
リスクは分散が基本なの。

SNSは「借り物の場所」

SNSのみ運営の危険性
  • アカウント凍結
  • 突然の仕様変更
  • シャドウバン
  • 表示されるかどうかは運次第

どれだけ頑張って育てても、最終的な決定権は自分にない。

山本綺羅星

……たしかに。
昨日まで普通だった投稿が、急に誰にも届かなくなったりする。

りん

そう。
SNSは「借りてる場所」。
だから、集客も求人も全部SNS任せだと、いつか不安定になる。

ホームページは「自分の土地」

一方でホームページは…
  • 消されない
  • 仕様変更に振り回されない
  • URLひとつで説明できる
  • 検索からも辿り着ける

つまり、お店の公式な拠点。

山本綺羅星

SNSで見つけてもらって、
「詳しくはここ」って出せる場所か。

りん

そうそう。
SNSは呼び込み、ホームページは本拠地。
夜職の求人って、最終的に「安心できるか」で決まるでしょ?
「ちゃんとしてる店」はHPを持っている。
実際、女の子側から見ると、
・HPがある → ちゃんとしてそう
・HPがない → ちょっと不安
この差は思ってる以上に大きい。

シマナガ

SNSは拡散装置。
ホームページは信頼装置。
夜職求人では、この2つが揃って初めて安定します。
SNSだけに依存するのは、片足立ちで走っているようなものです。

第6章|「でも作るの大変そう…」という本音へ

山本綺羅星

ここまで聞いて、ホームページが大事なのは正直わかった。
でもさ……作るの、めんどくさそうじゃない?
・デザインとかよくわからない
・パソコン苦手
・作ったあと更新できる気がしない
中身をイジるといつしかダサくなるんでしょ?
正直、そこが一番のネック。

りん

うん。
その感覚、めちゃくちゃ普通。
実際ね、「ホームページが必要」ってわかってても
止まる人の8割はそこ。

多くのオーナーが止まるポイント
  • 自作しようとして挫折
  • 安い業者に頼んで放置
  • 更新できなくなって形骸化
  • 結局SNSだけに戻る
山本綺羅星

あ……
ちょっと未来の私が見えた。

りん

だから大事なのは、「頑張って作る」ことじゃない。
“最初から、崩れない型を持つ”こと。
完璧なホームページはいらない

夜職求人で必要なのは、これだけ。
  • 店の世界観が伝わる
  • 考え方がわかる
  • 応募まで迷わない

派手な演出も、凝った仕組みもいらない。

山本綺羅星

じゃあ、
ちゃんとして見える最低ラインがあればいい?

りん

そう。
「安心できる公式ページ」が一つあれば十分。

シマナガ

ホームページで失敗する原因は、作り込みすぎることです。
必要なのは、更新できて、崩れず、信頼を損なわない構造。
最初から“正解の型”を使う。
それが、いちばん楽で確実です。

りん

もし、
「自分で作るのはちょっと…」って思ったら、
こんな選択肢もあるよ。

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まとめ|夜職求人は「出会い」と「安心」で決まる

りん

ここまで話してきたけど、結局ね、夜職の求人って
「時給」や「条件」だけじゃ決まらないの。
SNSで見つけてもらって、ちょっと気になって、でも最後に背中を押すのは――「この店なら大丈夫そう」っていう安心感。
その安心をちゃんと渡せる場所が、ホームページなのよ。

シマナガ

SNSは出会いの入口。
ホームページは説明と信頼の受け皿。
夜職求人ほど、不安を先に解消する必要がある。
ホームページがある店は、応募の「量」よりも「質」が変わります。
結果として、
・面接が楽になる
・ミスマッチが減る
・採用が安定する
これは、感覚の話ではなく構造の話です。

山本綺羅星

なるほどね……。
いきなり全部変えなくてもいいんだ。
まずは、「ちゃんと説明できる場所」を一つ作る。
それだけで、求人の流れが変わるなら――
ホームページ、作ってみようかな。

りん

うん。
完璧じゃなくていい。
“公式の場所”がひとつあるだけで、お店の見え方はちゃんと変わるから。
自分で更新しても、自動的にきれい、飲食店・ナイトビジネス特化設計
求人・集客・信頼、全部まとめて“土台”を作るイメージ。

山本綺羅星

5万円で、「ちゃんとした公式ページ」が持てるなら……
正直、アリかも。

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