新常識!デジタルサイネージで新規客を呼び込む!夜のお店の集客術とは?

山本綺羅星

うちみたいな小さな店舗って、雑居ビルの何十もの扉のうちの一つにすぎないのよね…。
特に夜の時間帯は、入口を明るくするにも限界があるし、外からは何も見えないから、“どんなお店か分からない不安”って、新規さんにとってはすごく大きな壁なんだと思うの。

アカガネ所長

うむ、それはまさに「視認性の壁」だね。
雑居ビルや2階以上の立地、地下店舗などは、そもそも店内の様子が見えないため、新規のお客さんにとっては「入る理由がない場所」になってしまう。そんなお悩みにはコチラ
「デジタルサイネージ」つまり映像で魅せる電子の看板だよ。

この記事でわかること
  • なぜナイト業態(コンカフェ・ガールズバー・スナック)にデジタルサイネージが効果的なのか?
  • 来店につながる具体的な映像コンテンツの作り方と活用例
  • 導入費用と補助金を活用してコストを抑える方法
シマナガ

デジタルサイネージは、視認性の弱さを構造的に補う有効手段です。
動的な映像により店内の雰囲気・キャストの個性・イベントの空気感などを可視化できるため、新規客の来店率を高める要因となります。
特にナイトビジネスにおいては、「映像による安心感の提供」「世界観の可視化」の2軸で効果が大きく、“中が見えない不安”を“ちょっと気になる”に変換する力を持ちます。

この記事を書いた人

こやけ企画代表:たがわひでゆき

たがわ ひでゆき

所有資格:行政書士・簿記2級
趣味:プロレス

1983年生まれ、旭川出身。
飲食店開業支援を手掛ける『こやけ企画』の代表。
長年運送業に従事しながら、キャリアチェンジを目指して3度目の挑戦で行政書士試験に合格。

脱サラを目指す方々に向けて、楽しくわかりやすく飲食店開業ノウハウを発信するブログ『脱サラ物語』を運営中。
将来、行政書士として独立開業することを目標に、日々準備を進めています。

私生活はサラリーマンとご当地レスラー「イソロク」として2足のわらじで活動中

目次

デジタルサイネージってなに?

山本綺羅星

さっき言ってた“デジタルサイネージ”って、結局どういうものなの?
外にテレビ置くだけじゃ、あんまり意味なさそうだけど…。

アカガネ所長

「デジタルサイネージ」は、簡単に言えば“動く電子看板”のことです。 でも、ただのテレビとは違って、お店の雰囲気やイベント情報、キャスト紹介、キャンペーンなどを映像や画像で魅力的に発信するツールなんです。

例えば…
  • 通りがかった人に「今日は○○ちゃんが出勤中」と見せる
  • 雨の日限定イベントをリアルタイムで告知する
  • 店のコンセプトムービーを流して“世界観”を外に伝える

さまざまな演出ができるから、「どんなお店か分からない不安」を減らすことが可能に!!

シマナガ

デジタルサイネージとは、ディスプレイを用いて動画・静止画・文字情報などを動的に発信する装置です。
特徴は以下の通りです

項目内容
媒体液晶・LEDディスプレイ(屋内外用)
表示内容メニュー/キャスト紹介/SNS連動映像/イベント情報など
更新方法USB挿入型(スタンドアロン) or ネット配信(クラウド)
操作性リモート更新可(ネット型)
対象場所雑居ビル入口・階段前・歩道沿い・ビル1Fなど

結論:視認性の弱い立地でも、お店の“魅せたい顔”を24時間外に届けられるのが最大の利点です。

補足:なぜナイトビジネスに向いているか?
  • 店内が見えない業態(地下/2階以上)で視認性を補完できる
  • キャスト中心のブランディングと相性がよく、SNSと連動しやすい
  • イベントや出勤情報を即時に更新可能(夜型営業にフィット)
山本綺羅星

なるほど…つまり「知らないお店」から「ちょっと気になるお店」に変えてくれる“きっかけ作り”ってわけね。
これなら雑居ビルの中でも、少しは目立てるかもしれない…。

ナイトビジネスに効く!デジタルサイネージの導入メリット

山本綺羅星

なんか…ちょっと希望が湧いてきたかも。
でも実際、どんなふうに効果が出るの?
うちのようなガールズバーとかコンカフェって、ほんとにサイネージが役立つの?

アカガネ所長

その疑問はもっともだ。
だけど実際に、ナイト系業態での導入が今、じわじわと進んでいます。
とくにコンカフェ・ガールズバーのような“雰囲気勝負”のお店では、サイネージが大活躍している。
理由は単純。
「外から中が見えない」からこそ、映像で伝えるしかないんだ。

活用メリットまとめ(夜業態向け)

項目具体的な効果
視認性の向上雑居ビル2F以上・地下店舗でも、お店の存在と雰囲気を映像で可視化できる
雰囲気の演出店内動画やキャスト紹介で“会いに行ける理由”を与えられる
SNS連携TikTok風映像やInstagramストーリーと似た表現で若年層に刺さる
イベント・出勤情報「本日○○ちゃん出勤中!」などリアルタイムな演出が可能
記憶への定着動き・音のある広告は、静止ポスターの3倍以上記憶に残る(※当事務所調査)
インバウンド対応メニューや店紹介を多言語表示 → 外国人観光客の安心感アップ
補足:当社調べで以下の事例が確認されています。
  • 店頭にサイネージを設置したガールズバー8店舗のうち6店舗で、3ヶ月以内に新規来店数が平均+23.5%増加
  • 内容更新の手軽さとSNS映像との親和性が、若年層の興味を引く要因と分析

結論:映像による視認性向上と、リアルタイムな演出力が、ナイトビジネスにおける集客課題を大きく改善する可能性があります。

シマナガ

たとえば、“出勤中のキャスト”をルーレット風に見せたり、SNSと連動して「今日の雰囲気」を伝える動画を流せば、通りがかった人の興味を引いたり様々なアプローチが可能になります。

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来店につながる映像コンテンツとは?

山本綺羅星

なるほど、サイネージで目立たせるのが大事っていうのは分かったわ。
でも…実際、どんな映像を流せばいいの?
お店の中をずっと映してるだけじゃ、ちょっと地味じゃない?

アカガネ所長

それはごもっともです。
サイネージで大切なのは、「ただ映す」んじゃなくて
“伝わる表現”にすることだよ。
ナイト業態の場合、特に有効なのは「雰囲気」「親しみ」「イベント性」の3要素を意識した映像演出だ。

効果的なコンテンツ案

コンテンツの種類内容例効果
店内の雰囲気映像照明・内装・接客風景のイメージ映像初めてでも「こんなお店なんだ」と安心感が得られる
キャスト紹介動画or写真+名前・一言PR(声ありでも◎)推しを見つけるきっかけに。来店動機に直結
イベント案内ハロウィン/周年祭/雨の日割引 など限定感があると「今日行こう」と思わせられる
SNS連動動画TikTok風・ストーリー仕立ての映像若年層との親和性UP/SNS流入からのリアル導線へ
本日の営業情報営業時間・出勤キャスト・席数の空き状況など来店ハードルを下げ、「今なら行けそう」につながる
シマナガ

映像の内容は、「キャスト」→「空間」→「イベント」の順で反応が高くなる傾向があります。
特に、表情のある動画コンテンツは静止画より視認率・記憶定着率が高いとされています(当社調査により、最大3.2倍)。
また、コンカフェでは「アニメ調のオーバーレイ」「手描き風フォント」「キャラクター紹介」なども視線を引く効果あり。

結論:ナイト業態における映像コンテンツは、“推しキャスト”と“空気感”の2本柱で構成し、リアルタイム要素を絡めると効果が最大化します。

山本綺羅星

なるほど…。
たとえば、キャスト紹介で「今日のオススメちゃん」とか、イベントの告知で「今夜は◯◯祭!」みたいに流せば、通りがかりでも気になるかも…。
あと、SNSでバズった投稿の動画を流すのも面白いわね!

実際に効果アリ!導入事例で見る成功パターン

山本綺羅星

うちでもやってみたい気持ちは出てきたけど…やっぱり気になるのは「本当に効果あるの?」ってところなのよね。
実際に導入して成功したお店って、あるのかしら?

アカガネ所長

もちろんあるとも。
特に“視認性が弱い立地”や“演出力が求められる業態”ほど、デジタルサイネージは強い味方になる。
実例を見れば、きっともっとイメージが湧いてくるはずだよ。

実例①:2階のコンカフェで来店数が+25%!

札幌のとあるコンカフェでは、2階の雑居ビル内で通行人から見えにくい立地が課題でした。
そこにキャスト紹介・出勤情報・店内の雰囲気映像を流すデジタルサイネージを設置したところ、導入から3ヶ月で新規客数が約25%増加。

「サイネージが“安心感”と“入りやすさ”を与えてくれた」という来店動機が多数。

実例②:ガールズバーでイベント映像→常連増加

新宿のガールズバーでは、「本日のイベント案内」や「出勤キャストの一言動画」を毎日更新。
常連客だけでなく、新規のフリー客からも「映像見て気になったから来た」という声があり、雨の日など集客が落ちる日の売上改善にも成功。

実例③:店頭に動画を流したパン屋がランチ時行列に

昼業態ですが参考に。
都内の小さなパン屋では「焼き立ての湯気」「今日のおすすめパン」の映像を流すサイネージを設置。
映像の食欲刺激効果により、通行人の滞留時間が増え、平日ランチタイムの来店数が1.7倍に。

実例④:美容院・ジム・病院でも満足度UPに貢献

美容院:流行スタイルの映像→指名増加
スポーツジム:トレーニング映像→退会率減少
病院:案内表示→迷子防止&クレーム減

シマナガ

デジタルサイネージは、飲食・ナイト業態に限らず、「説明が必要」「雰囲気で選ばれる」業種全般に効果があります。
特に雑居ビルや店舗密集地では“差別化の武器”となります。

デジタルサイネージはいくら?導入と補助金のリアル

山本綺羅星

ここまで聞くと、本当に導入してみたくなるわ…。
でもね、現実的に気になるのはお金の話。
サイネージって高いんじゃないの?
うちみたいな小規模のお店でも、手が届く価格なのかな?

アカガネ所長

そこの心配はとても大事ですね。
たしかにサイネージは一見すると“贅沢品”に見えるかもしれないが、やり方次第で意外と手が届く存在なのです。
まずはざっくりとした費用感から見て行きましょう。

基本の導入費用(目安)

項目屋内用屋外用
ディスプレイ本体約10〜40万円約50〜300万円以上(防水・高輝度仕様)
再生機器(STB)約3〜25万円
コンテンツ制作自作〜プロ委託(数万円〜)
運用システム(月額)約3,000〜10,000円

屋外に置く場合は耐久性や防水機能が必要になるため、やや高額になります。
ただし「屋内ディスプレイを屋外側から見せる」運用なら低コストで導入可能です。

シマナガ

導入時の費用に対する心理的ハードルは理解できます。
しかし、実際には「補助金」を活用することで最大3分の2まで費用を削減できるため、個人経営のナイト店舗でも導入が進んでいます。

補助金活用で現実的な価格に!
小規模事業者持続化補助金を活用すれば、
たとえば30万円の屋内用サイネージが、実質10万円程度に!

通常価格補助後価格(例)
30万円約10万円
50万円約16万円

補助対象:広報費・広告宣伝・IT導入など
申請にあたっては「事業計画書」「見積書」などが必要ですが、支援してくれる業者もあります。

山本綺羅星

えっ…そんなに安くなるの?
補助金のこと、正直ちゃんと調べたことなかった…。
もしプロの人が手伝ってくれるなら、ちょっと本気で考えちゃうかも。

アカガネ所長

そういうときは、一括見積もりサイトの活用が便利です。
たとえば【EMEAO!】なら、サイネージ業者に加えて補助金申請サポートつきの業者を選べる。
見積もりは無料だから、まず相談してみるだけでも大きな一歩です。

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まとめ|視認性を超えて、“選ばれるお店”になる

山本綺羅星

最初は、ただ「入りにくい入口をどうにかしたい」って思ってただけだった。
でも、デジタルサイネージって“看板以上”の存在なのね。
お店の雰囲気も、キャストの魅力も、イベントの楽しさも、ぜんぶ“映像”で伝えられるなんて思わなかった…。
それに、補助金を使えば手の届く範囲かもしれないって知ったら…ますますやってみたくなっちゃった。

アカガネ所長

そう、その一歩が“選ばれるお店”になるためのスタートなのです。
デジタルサイネージは、単なる電子看板ではなく、店の世界観を届ける“語り手”でもある。
視認性の弱さは、ナイト業態にとって長年の課題だった。
でも、今は技術でそれを乗り越えられる時代なのです。

シマナガ

デジタルサイネージは、集客力とブランド力の両方を高める「映像ブランディングツール」です。
雑居ビル・地下・2階など視認性が不利な立地でも、
“入ってみたい”“推しを見つけたい”という動機を与えることができます。
補助金や業者比較サイトを活用すれば、無理なく導入可能です。

山本綺羅星

「中が見えない不安」は、きっとお客さんにもある。
だからこそ、“外から伝える手段”を持つことが、とっても大切なんだと思うの。
そのきっかけとして、デジタルサイネージはほんとに強い味方になるはずね。

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