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ワンオペ飲食店におすすめのキャッシュレス決済5選|手数料・端末・POS連携を徹底比較!

なんか最近、キャッシュレス決済をやめる店が増えてるみたいなんだよね…
ワンオペでやってるような小さい店は、キャッシュレスやらないほうがいいのかな?

最近、決済手数料の高さからキャッシュレス決済離れが起きています。しかし、ワンオペの店にとって、キャッシュレスは敵じゃなくて“働き手”みたいなもんです。
一人でぜんぶ回すなら、現金対応で時間と手間を取られるより、自動で処理してくれるシステムに任せた方が、よっぽど助かるんですよ。

この記事でわかること
  • なぜキャッシュレス決済がワンオペ飲食店に向いているのか
  • 決済手数料が実際どれだけ利益を削るのか、数字で把握できる
  • 自分の店に合ったキャッシュレス決済サービスの選び方がわかる

ワンオペでキャッシュレスを導入すべき理由は、人的作業の一部をシステムが代行することにより、作業時間の削減と精度の向上が見込めるためです。
具体的には、次のような利点があります。

キャッシュレス決済を導入すると
  • レジ締めが自動化されるため、手作業での計算ミスがなくなる
  • 売上データがPOSと連携して記録され、帳簿への転記作業が不要になる
  • お釣りの受け渡しが発生しないため、ミスやトラブルを回避できる。
  • 現金管理が不要になることで、現金盗難やレジ内過不足のリスクの減少。
  • キャッシュレス利用者の単価が高くなる傾向があるため、売上の向上に期待

この記事を書いた人

こやけ企画代表:たがわひでゆき

たがわ ひでゆき

所有資格:行政書士・簿記2級
趣味:プロレス

1983年生まれ、旭川出身。
飲食店開業支援を手掛ける『こやけ企画』の代表。
長年運送業に従事しながら、キャリアチェンジを目指して3度目の挑戦で行政書士試験に合格。

脱サラを目指す方々に向けて、楽しくわかりやすく飲食店開業ノウハウを発信するブログ『脱サラ物語』を運営中。
将来、行政書士として独立開業することを目標に、日々準備を進めています。

私生活はサラリーマンとご当地レスラー「イソロク」として2足のわらじで活動中

キャッシュレス決済とは

そういえば、キャッシュレスっていってもいろいろあるよね?
PayPayやらWAONやら円天やら…

定義を明確にします。
キャッシュレス決済とは、現金を用いずに電子的な手段で支払いを完了させる方式です。
一般的には以下の手段が含まれます。
なお、円天は含まれていません。

電子マネーの種類

クレジットカード(VISA、MasterCardなど)

デビットカード

電子マネー(交通系IC、iD、QUICPayなど)

QRコード決済(PayPay、楽天ペイ、d払いなど)

ワンオペ店が押さえておきたいキャッシュレス決済の基礎知識

クレジットカードって、端末に差し込むやつだよね?
でもさ、電子マネーとかQRコード決済って、どう違うの?
あとラビットカードって何!?ウサギのポイントでも貯まんの!?

整理します。
キャッシュレス決済には、主に以下の4種類があります。

1. クレジットカード決済(差し込み)

  • 端末にカードを差し込んで使う後払い方式です。
  • サインや暗証番号が必要なこともあります。

2.タッチ決済(クレカ非接触)

  • カードやスマホをかざすだけで支払いできます。
  • VISAタッチなどが代表、レジ処理が速いのが利点

3. 電子マネー(FeliCa系)

  • SuicaやiD、QUICPayなど、日本で多く使われている方式です。
  • タッチで即時決済。チャージ型または後払い型
  • 国内向けに最適ですが、海外では使えないことが多い

4. QRコード決済

  • スマホでQRコードを読み取って支払う方式です。
  • PayPayや楽天ペイなど。導入が簡単で若年層に人気です。
引用元:PAYGATE by スマレジ

キャッシュレス決済をやめる店が増えてるわけ

まあ、キャッシュレス決済が便利なのはわかった。
でもなんで最近はキャッシュレス決済をやめるお店が増えてきているの?

便利と利益が両立しない現場のリアル」があるんですよ。
とくに最近のニュースでもありましたけど、キャッシュレスの手数料が高すぎるって理由で、仙台のスーパーがついに全決済手段から現金のみに戻したんですよ。
その分、1%オフの値引きキャンペーンを打ち出して、「手数料を払うくらいならお客さんに還元しよう」って判断をしたんですね。

キャッシュレス決済をやめる店舗が増えている背景には、以下の要因が重なっています。

キャッシュレス決済をやめる理由
  • 手数料が高い(3.24%など)
    • 薄利の中小店舗にとっては、1%の粗利すら重要な意味を持ちます。
  • 物価の高騰と顧客離れへの恐れ
    • 仕入れコストが上がる中、価格転嫁が難しい業種では「1円でも安く」提供したいという経営判断が働きます。
  • 国の支援が中途半端で一貫性がない
    • 一時的にキャッシュレス導入を推進したが、決済手数料の規制や補助は十分とはいえず、現場負担が残ったままです。
  • 顧客も“安さ”を優先する傾向
    • キャッシュレスで便利になるより、「現金払いで安くなるならそれでいい」という層も増えています。

つまり、インフラ整備だけ進めて、負担を軽くする仕組みが追いついてないってことですね。
キャッシュレスが悪いわけじゃないけど、“やる側”が得しない状態が続いてると、そりゃやめる判断にもなりますよね。

キャッシュレス決済をやめる元凶は決済手数料

手数料の3.24%って、そんなにヤバいの?
たったそれだけでお店が回らなくなるもんなの?
みんなちゃんと計算して導入してたの?

うーん、実はね。
最初は“無料”ってウリ文句が目立ってたんですよ。
国の補助金があって、キャッシュレス事業者が「手数料実質ゼロ!」なんてキャンペーンをしてた時期もありました。

さらに、大手のチェーン店やフランチャイズには特別レートが適用されて、手数料1%未満で使えてたなんて話もあります。
でも——
国の支援が打ち切られ、事業者(決済代行会社)も赤字運営から抜け出さないといけなくなった
その結果、中小店舗には3%以上の手数料がのしかかる構造が残ったわけです。

キャッシュレス決済の経歴
  • 2019年頃から政府がキャッシュレス化を後押し
     → キャッシュレス還元事業(最大5%)や導入補助が実施される
  • 決済代行事業者は手数料を抑えてシェア拡大
     → 一部は赤字で導入を促進
  • 2021年以降、補助制度が終了
     → 実質的に“本来の手数料水準”に戻った
  • 薄利業種にとって3%は致命傷
     → 小規模店舗でキャッシュレス離れが進み始める

原因はFLRコストの高さ(Food・Labor・Rent)

でもさ、たった3%の手数料でそんなにキツくなるの?
ちょっと売上が減るだけじゃん?

飲食店におけるコスト構成は「FLR」と呼ばれる3つが大部分を占めます。このFLRだけで80%を超えることも珍しくありません。
残りの20%で水道光熱費や広告費を賄い、やっとのことで利益が10%前後。
そこに決済手数料3.24%が加われば、確かに重い負担になります。

FLR値の目安
  • Food(食材):30〜35%
  • Labor(人件費):25〜35%
  • Rent(家賃):10〜15%

決済手数料は「売上」に対して発生します。
つまり、利益ではなく“売上全体”から引かれるため、実際の経費としてのインパクトは非常に大きくなります。
たとえば利益率10%の店舗であれば、
売上の3%の手数料は、利益の30%に相当します。
言い換えると、「100万円の売上で10万円の利益しかないのに、3万円を手数料で失う」という構造です。
これは単なる“経費のひとつ”として見逃せるものではありません。

キャッシュレス決済の手数料は「利益」に大きく効いてくる

内容数値補足説明
売上100万円月商の例
経費(家賃・仕入・人件費など)90万円FLR+その他経費
利益(決済手数料なし)10万円通常の営業での純利益
決済手数料(3.24%)3.24万円売上の3.24%
利益(手数料を差し引いた後)6.76万円利益の3割以上が消える!

スーパーなどの薄利多売業態では、もともと利益率が1〜3%程度しかありません。
そこから3%引かれると、黒字が赤字に転落します。

スーパーや小売店の営業利益率はわずか 1〜3%
一般的な飲食店でも、営業利益率は 5〜10%程度

しかし、ワンオペ店は「人件費」がかからない

え~、じゃあキャッシュレス決済ってやらないほうがいいんだね。
手数料でそんなに削られるなら、現金だけでやった方が得じゃん。

おっと、そこはちょっと早とちりですよ。
確かに、人を雇ってるのに、さらにキャッシュレス導入して手数料を払ってる店は、バランスが崩れやすい。
しかし、ワンオペ店みたいに“人件費をかけない経営スタイル”なら、話は別です。

人を1人雇うには、月に20万〜25万円のコストがかかります。
キャッシュレス決済の手数料が月3万円だとしても、それは人件費の約1/8です。
つまり、人を使わず、システムで業務を置き換えるなら、手数料は「代わりに払うコスト」と考えることができます。

項目一般的な店舗ワンオペ店舗
売上100万円100万円
経費(FLR+その他)90万円(うち人件費25万円)65万円(人件費ゼロ)
利益(手数料前)10万円35万円
決済手数料(3.24%)3.24万円3.24万円
利益(手数料後)6.76万円31.76万円

つまり、人を雇う代わりに“仕組み”に投資することで、ワンオペでも安定運営が可能になります。

まだまだあるキャッシュレス決済のメリット

なるほどね。キャッシュレス決済にするとお釣りも不要でお会計がすぐに終わるのね!
…それだけ?

もちろん、まだまだありますよ〜。
ワンオペ店長にとっては、むしろ「お金を扱わない」ってことがどれだけ楽かって話です。たとえば…

メリットカテゴリ内容
業務効率・会計が早く、料理の手を止める時間が短縮
・レジ締め不要、売上は自動記録
ミス・トラブル防止・お釣りミスなし
・現金盗難リスクゼロ
・スタッフに現金を触らせない安心感
衛生・印象面・非接触で清潔感アップ
・客の満足度・信頼感向上
売上アップ・キャッシュレス客は追加注文しやすく、客単価UP傾向
・現金が足りずに帰られるリスクを防げる
経理の手間削減・帳簿作成・確定申告がラクに
・POSや会計ソフトと自動連携可能

キャッシュレス決済の顧客は、現金払いの顧客と比較して平均客単価が5〜15%高い傾向にあります。
特にテイクアウト業態やバーなどでは、「あと1品」「もう1杯」の追加が起きやすく、売上増加に貢献します。
また、現金を扱わないことで衛生面の信頼感が向上するという報告もあります(特に飲食・テーブルシェア型業態)。

キャッシュレスは導入のハードルが下がっている

キャッシュレス決済って最強じゃん!
なんでみんなやらないの?

それがね、思ってる以上に“はじめの一歩が踏み出しづらい”って人、多いんですよ。
理由はいろいろありますが、ざっくり言うとこんな感じです。

  • 「難しそう」「設定が面倒そう」という心理的ハードル
  • 「うちみたいな小さい店でもできるの?」という不安
  • 「端末って高いんでしょ?」という誤解
  • 「導入してもお客さんが使わなかったら損かも」という疑念

たとえばスマレジなら、無料プランでもPOSレジ機能とキャッシュレス決済に対応

項目内容
スマレジ無料プラン売上管理、商品登録、レシート発行
決済端末(例:STORES決済)導入費用0円・手数料3.24%程度
自動連携(会計ソフト等)作業削減で時短につながる

キャッシュレス決済5社を徹底比較!ワンオペ飲食店におすすめはコレだ

なんか、いろいろキャッシュレス決済をやってる事業者があるけどどれを選べばいいの?

まずは各社決済手数料の一覧からみてみましょう。

スクロールできます
サービス名クレジットカード手数料電子マネー手数料QRコード手数料備考
PayGate(スマレジ)1.98%~3.24%3.24%~2.00%スマレジPOSとの連携がスムーズ。
Stera Pack(SMBC)1.98%~3.24%3.24%3.24%スモールビジネスプランで手数料優遇。
Airペイ(Airレジ)2.48%~3.24%2.48%~3.24%0.99%(COIN+)◎導入コストが0円
 ◎決済手数料業界最安水準
Square ターミナル2.50%~3.25%3.25%3.25%端末購入費用が必要。対面決済に強み
CASHIER PAYMENT3.24%~3.25%2.80%~初期費用・端末費用0円

おすすめ度★★★ PayGate(スマレジ)

端末の種類モバイル端末(プリンター内蔵)
月額利用料要問合せ
端末価格39,600円 → 0円(キャンペーン)
入金サイクル15日締め→当月末

\初期費用・端末0円キャンペーン開催中 /

PayGate(スマレジ)は、スマレジPOSとの連携がスムーズで、ワンオペ店舗に適した機能が充実しています。
中小事業者向けプランでは、クレジットカード手数料が1.98%からと、業界最低水準の手数料を実現しています。

おすすめ度★★☆ Stera Pack(SMBC)

端末の種類据置型(プリンター内蔵ターミナル)
月額利用料0円~3,300円
端末価格39,600円 → 0円(キャンペーン)
入金サイクル月2回 or 月6回

\お試しプランなら月額料金が無料/

スモールビジネスプランに加入することで、クレジットカード手数料が1.98%からとなり、手数料の優遇が受けられます。

おすすめ度★☆☆ Airペイ(Airレジ)

端末の種類モバイル端末
月額利用料無料
端末価格39,600円 → 0円(キャンペーン)
入金サイクル月6回または月3回

\月額固定費0円! /

中小事業者向けにクレジットカード手数料を2.48%に引き下げるディスカウントプログラムを提供しています。
また、QRコード決済のCOIN+では、手数料が0.99%と非常に低く設定されています。

番外編 Square(Square)

端末の種類モバイル/据置き
月額利用料無料
端末価格0円~84,980円
入金サイクル決済日の翌営業日
(指定銀行)

\業界最速水準の「最短翌日入金」/

対面決済に強みがあり、端末購入費用が必要ですが、シンプルな料金体系と迅速な入金サイクルが特徴です。

このように、各サービスにはそれぞれ特徴があります。
ワンオペ飲食店としては、スマレジのPayGateが、手数料の低さとPOSレジとの連携のしやすさから、特におすすめです。
導入を検討する際は、店舗の規模や業態、顧客層に合わせて最適なサービスを選択してください。


まとめ

iPadをレジとして活用する際、各キャッシュレス決済端末にはそれぞれ特徴があります。
​特に、PAYGATEは現在キャンペーン中で端末代が無料となっており、スマレジとの連携も可能なため、非常におすすめです。
​また、Airペイは初期費用が抑えられ、squareは入金サイクルが早い点が魅力です。​
それぞれの強みがありますので店舗の業種や規模、必要な機能に応じて最適な端末を選択してください。

キャッシュレス決済を導入するなら、POSレジと同じサービスで揃えるのが理想です。
システムが連携することで、売上データの管理が自動化され、作業の無駄がなくなります。
人を減らすなら、工程も減らすべきです。

ひとりでお店を回すのは大変!
テクノロジーを活用して効率よくお店を回しましょう!!

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