甲斐承太郎ボクがよく行くお店の駐車場に、いつも同じキッチンカーがいるんだ。
あれってお店の人がやってるの?
それとも、知り合いだから出せるのかな?



いつも同じ場所にいると、お店の一部に見えますよね。
同じ場所に出てみたいなら、まずは誰が出店を受け付けているかを調べてみましょう。
- 近所のお店やイベントで、キッチンカーの出店を受け付けている窓口の探し方
- 出店者登録から希望日が決まるまでの流れと、翌月も出るための申込方法
- 出店料や食材代を含め、当日の費用を回収するのに必要な販売数



知り合いがいなくても、公募やマッチングサービスから応募できる枠はあります。
車を買う前に、通える会場の募集を見て、個人で応募できるか、出たい曜日に枠があるかを確かめましょう。
続けて出たいなら、翌月の申し込み方も聞いておいてください。
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第1章|お店の前のキッチンカーは、誰が出している?





あのキッチンカー、先週も同じ曜日にいたよ。
ボクもあそこで売ってみたいなら、お店の人に聞けばいいのかな?



お店の前に停まっている車でも、本部や運営会社が出店を受け付けている場合がありますよ。
その1.キッチンカーを運営する人と、出店を受け付ける窓口を分けて見る
| 見かけた車の出店形態 | 自分も出してみたいときに確認すること |
|---|---|
| お店自身がキッチンカーを運営している | その場所で外部の事業者も募集しているか |
| 外部の事業者が出店し、店や施設側が受け付けている | 募集ページや施設の担当窓口はどこか |
| 外部の事業者が出店し、運営会社が日程などを調整している | どの運営会社が受け付けていて、どう申し込むか |
その2.新規の出店を受け付けているか確認する



同じ車をよく見かける場所で出店したいときは、まず施設の公式サイトで募集案内を探し、新規の出店を受け付けているか、希望の曜日に空きがあるかを確認しましょう。
窓口が見つからなければ、施設に「キッチンカーの出店を考えているのですが、どちらに問い合わせればいいですか?」と聞くところから始められます。
第2章|近所で出店できる場所は、どこで見つける?





はい。小見出しのままです。



メタネタで遊ぶのは止めましょう。
おすすめの探し方3選をお伝えしましょう。
1.通える地域と出られる曜日から探す



仕込みや片付けにかかる時間も考えて、無理なく通える地域と出られる曜日を決めましょう。
検索するなら「市町村名 キッチンカー 出店者募集」から。
気になるスーパーや公園があるなら、市町村名を施設名に置き換えてみましょう。
| 探し方 | どこを見て、何を確認する? |
|---|---|
| 自治体・施設の公募 | 公式サイトで、出店できる場所・曜日・募集期間を見る |
| 出店マッチングサービス | 希望エリアの案件を検索し、詳細の閲覧や応募に会員登録が必要かを見る |
| InstagramなどのSNS | 地元のキッチンカーの投稿から、会場名やイベント名を拾う |
| 同業者や地域の団体からの紹介 | 気になる会場があれば、誰が募集を受け付けているか聞く |
2.SNSで見つけた会場は、主催者の募集案内までたどる



近所のキッチンカーが「今週末は〇〇マルシェに出店」と投稿していたら、そのイベント名で検索しましょう。
主催者の公式ページが見つかったら、出店者向けの案内で応募先を確認します。
たとえば、札幌の平岸マルシェは、公式サイトからInstagramを見られます。
出店を希望する場合は公式サイトで情報を登録し、その後に案内されるWhatsAppグループで応募フォームを確認します。
3.お祭りでは、キッチンカーの募集案内を探す



最近、お祭りでキッチンカーがずらっと並んでるよね。
あれって屋台とどう違うの?
ボクが出すなら、屋台と同じところに申し込むのかな?



テント屋台は会場で設備を組み、キッチンカーは車に備えた設備を使います。
申し込み方はイベントごとに違うので、公式サイトで「キッチンカー出店者募集」を探してみてください。
第3章|登録したら、来月も出られる?



近所で出られそうな場所を見つけたよ。
募集ページに「出店者登録」ってあるけど、ボクも一度登録すれば、来月から同じ曜日に出られるの?



そこは募集要項の「申込方法」と「出店頻度」を見てみましょう。
登録したあと、出たい日をあらためて申し込む会場もありますよ。
深川市の例|登録してから、希望日を申し込む
| 手続き | 深川市の例 |
|---|---|
| ① 出店者登録 | 登録申請書を提出。キッチンカーの場合は営業許可証の写しなどを添付 |
| ② 希望日の申請 | 前月10日までに第1・第2希望を提出。6月に出たいなら5月10日まで |
| ③ 出店日の確定 | 市が日程を調整し、前月20日までに決定・通知 |
車を決める前に、会場の出店条件を確かめる



募集要項で、販売できるメニューや使える設備、必要書類を確認しましょう。
分からなければ、
主催者に「車を準備中で、唐揚げを販売したいのですが、車や設備に条件はありますか?
営業許可証はいつまでに提出すればいいですか?」
と聞いてみてください。営業許可の手続きや、営業できる地域は保健所に確認します。
第4章|その出店料で、毎月続けられそう?





もし出店料が1日4,000円なら、ボクの唐揚げは何食売ればその日の費用を回収できるんだろう?



出店料に、会場までのガソリン代や電源代も足してみましょう。
その合計を、1食の売値から食材代や容器代などを引いた金額で割ると、必要な販売数が分かりますよ。
唐揚げ1食600円なら、何食売ればいい?
1食600円で、食材・容器・決済手数料に1食あたり300円かかるとします。出店料4,000円に交通費・電源代など2,000円を足すと、当日の費用を回収する目安は20食です(6,000円 ÷ 1食あたり300円)。


| 販売数 | 売上 | 食材・容器代など | 出店料・交通費など | 差し引き |
|---|---|---|---|---|
| 10食 | 6,000円 | 3,000円 | 6,000円 | −3,000円 |
| 20食 | 12,000円 | 6,000円 | 6,000円 | 0円 |
| 40食 | 24,000円 | 12,000円 | 6,000円 | +6,000円 |



出たい曜日と時間帯に候補地を見に行くと、試算で出した食数が売れそうかを考える手がかりになります。
昼に売りたいなら、昼どきの人通りを確認しましょう。キッチンカーが出ていれば、何人くらいが買っていくかも見ておきます。
イベントの場合は、通常回の来場者数や混み合う時間帯を主催者に聞いてみましょう。
最低料金と、出店を中止したときの負担も見る



札幌の平岸マルシェでは、通常回のキッチンカー出店料は売上の15%で、最低3,000円です。
売上が1万円なら、15%は1,500円ですが、実際の出店料は3,000円。売上が少ない日の試算には、最低料金を入れておきましょう。



たとえば帯広市の対象公園では、天候や出店者の都合で中止しても、納付済みの使用料は戻らず、発行済みの納付書も取り消されません。
申し込む前に、主催者が中止する場合と、自分で取りやめる場合の両方を募集要項で確認しておきましょう。
第5章|初出店を、翌月の営業予定につなげる



友達が初出店で、お客さんに「来月も来るの?」って聞かれたよ。
友達ももまた出たいみたいだけど、毎月同じ曜日に出るって、どうやって決めるんだろう?



また来てほしいと言ってもらえるとうれしいですね。
まずは初日の売れ方や、準備にかかった時間を振り返ってみましょう。
売れた時間と、仕込みから撤収までの時間を残す
初出店が終わったら、翌月も出るかを決めるために、次のことをメモしておきます。
- 売れ方 何食用意して何食売れたか。何時に注文が集中したか
- 残ったお金 売上から、出店料・交通費・売れ残りも含めた食材費などを引いていくら残ったか
- かかった時間 仕込み・移動・販売・片付けまで、何時間かかったか
翌月も出たいときは、申込方法と受付日を聞く



出店後のお礼に添えて、
「来月も土曜日に出たいのですが、同じ曜日に続けて出られる枠はありますか? 毎月申し込む場合は、いつから受け付けていますか?」
と聞くと、次に何をすればいいかが分かります。
曜日を固定して出店する形もあります。
たとえば、街角ステージweldiでは、毎週同じ場所・同じ曜日に出店する契約を案内しています。
カレンダーでは、出店日を「候補」「申込済み」「確定」に分けておきます。お客さんに次回の日程を案内するのは、出店が確定してからです。同じ会場だけで希望の日数を埋めにくければ、当日知り合った出店者に、近くで募集している会場を聞いてみるのも一つの手です。
第6章|まとめ:出店候補を一つ見つけ、次回の枠まで聞こう



いつものお店に来ているキッチンカーを見て、「知り合いがいないと出られないのかな」と思っていましたよね。
初めてでも、自治体やお店の公募から申し込めますよ。



続けて出たいなら、初回の空きに加えて、同じ曜日に出られる枠があるか、翌月はいつ申し込めるかを確認してください。
- 窓口を見つける お店の前でも、募集を受け付けているのは施設や運営会社など、場所によって違う。
- 通える候補を探す 希望する地域と曜日を決め、SNSで見つけた会場は主催者の募集案内までたどる。
- 出店日を押さえる 登録と希望日の申請が別なら、申込期限と確定の連絡日を控える。
- 必要な販売数を出す 出店料や交通費を入れて、当日の費用を回収するには何食必要かを計算する。
- 翌月につなげる 売れた数、出店で残った金額、仕込みから撤収までの時間を見て、次の枠に申し込むか決める。



ボクはまず、土曜に通える場所を一つ探してみるよ。
募集が見つかったら、個人で応募できるかと、次の受付日を確認しておこう。





